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老後に困らない為に若いうちから始める資産形成術【複利効果の力は絶大】

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「老後2,000万円問題」は大きな話題になりました。自分の老後を豊かするには、若いうちから動き始める必要があります。具体的にどういった行動を取れば良いのか、目安になるような記事を書きました。

 

どうも、りーまるです。

今回は、老後お金に困らない為に若いうちから始める資産形成術について書いていきます。

最近では「老後2,000万円問題」が話題になったこともあり、資産形成について考える人が多くなりました。老後に年金の受け取り金額だけでは生活がままならなくなることを見据えて、若いうちから対策を取っていく必要があります。

 

そこで私が提案するのは「若いうちから定額投資を行い、複利の力で資産を増やしていく」という方法です。当たり前の事言ってんじゃねーよ、それが出来たら苦労しないんだよと思う人もいるでしょう。

しかし、色々とシュミレーションをしてみると、難しいことではないんです。しかも、始めるのが若ければ若いほど、その効果が大きくなり、資産形成の難易度も下がっていくんです。

 

コツコツと銀行に預けている人がいるならば、その人は損をしています。「銀行にお金を預けていれば2倍になる」という時代は終わったのです。

今からでも遅くないですので、ぜひ参考にして下さい。

 

  

複利について

今回の資産形成術は「複利」の力を最大限に利用します。

複利とは利息計算方法の1つで、得られた利息を元本に組み入れて、利息が付くことです。分かりづらいので単利と複利の比較を例にすると、

例)100万円のお金を5%の利回りで運用した場合

単利の場合

元本100万円に対して1年でもらえる利息は5万円で、次の年以降も5万円をもらえます。

複利の場合

1年目は利息5万円で同じです。ですが2年目以降は、元本に利息が再投資される為、元本が105万円となり利息が52,500円もらえます。次の年にもその利息が再投資されて運用されていきます。

 

30年間運用した場合の比較表がこちらです。

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単利と複利比較表

一目瞭然ですね。30年間で1,821,942円も差が出てしまうんです。

複利を見ると、当初の100万円が30年間利回り5%で運用すると4倍以上に増えています。これが「複利効果」です。

複利効果とは、運用で得た収益や利息を再び運用することで、利息が利息を生んでどんどん増えていくことです。時間をかければかける程、雪だるま式にお金が増えていくんです。

この複利の力を使って老後の資産形成を行っていきます。

 

 

若いうちから定額でコツコツと長期投資

複利効果が大きいことは分かりましたが、若い人の多くは運用できるようなお金を持っていないと思います。

そこで、コツコツと少額でも良いので定額投資を始めましょう

上記でも述べたように複利効果は時間が長ければ長い程効果が大きくなります。まずは少しずつ投資にお金を回す意識を持って、元本作りをやっていきましょう。いくらか貯まってから始めようと思っても、中々始められないものです。

 

投資は始めてみなければ経験を積むことができません。デモトレードなど架空のお金で投資体験はできますが、自分のお金を使って投資をしなければ面白味や恐怖などを知ることは一生できないのです。

失敗は若いうちにという言葉もあるように、早くから始めることで失敗を学ぶ機会が増えます。始めの頃なら投資金額も大きくはないので大怪我せずに済みますしね。

 

投資と言っても様々なものがあります。株、投資信託、FX、不動産投資、、、。

私がすすめるのは株式投資です。その中でも高配当個別株への投資が良いです。老後へ向けて少ない資産でまとまった資金を作るには、ある程度利回りが高いものへ投資を行っていく必要があります。

少額で投資できて、高い利回りが期待でき、リスク分散可能なのが株式投資になります。今ではスマホでネットから株が誰でも買うことができ、手軽に始めることができます。私が利用しているのはSBIネオモバイル証券楽天証券です。1株から買えますので数百円から投資ができるんですよ。

 

それでは実際にどれくらい投資にお金を回していけばいいのかということについて、具体的な数値を以下にまとめました。参考にしてみて下さい。

SBIネオモバイル証券 口座開設

 

 

年齢別老後に向けた投資シュミレーション

老後に必要な資金は2,000万円と言われています。投資を始めた年齢から毎月同額の積立を続けると最終的にいくらになるのかについてまとめていきます。

ここでは65歳まで投資を続けるとして、2,000万円貯めるのに毎月いくらずつ投資に充てていけば良いのかについて、始める年齢ごとに書いていきます。平均配当利回りは5%で計算します。

 

20歳から投資を始める場合

投資期間45年

貯金だけで2,000万円貯めるには毎月37,037円の貯金が必要です。

一方で、定額投資で積立すれば毎月9,870円で貯まります。複利効果が働いて、約1,467万円は運用収益で賄えてしまうのです。約4分の3ですよ。かなり大きな違いですよね。楽天証券の積立かんたんシュミレーションで試算すると下記のようになります。

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20歳から投資を始めた場合の毎月積立額

年数が経過していくに連れてグングン伸びていっているのが分かると思います。

 

30歳から投資を始める場合

投資期間35年

貯金だけで2,000万円貯めるには毎月47,619円の貯金が必要です。

一方で、定額投資で積立すれば毎月17,604円で貯まります。約1,260万円は運用収益で賄えます。

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30歳から投資を始めた場合の毎月積立額

40歳から投資を始める場合

投資期間25年

貯金だけで2,000万円貯めるには毎月66,667円の貯金が必要です。

一方で、定額投資で積立すれば毎月33,585円で貯まります。約1,007万円は運用収益で賄えます。

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40歳から投資を始めた場合の毎月積立額

50歳から投資を始める場合

投資期間15年

貯金だけで2,000万円貯めるには毎月111,111円の貯金が必要です。

一方で、定額投資で積立すれば毎月74,825円で貯まります。約653万円は運用収益で賄えます。

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50歳から投資を始めた場合の毎月積立額

これを見るとコツコツ投資を行っていけば、老後に2,000万円を確保するのは難しいことではないということが分かります。

年齢が上がるにつれて所得も増えていくでしょうから、始めるのに遅いということはないと思います。若いうちから定額投資を行なっていけば、毎月1万円の投資で老後資金を形成していくことができるんです。

なお、配当利回り5%というのは高い水準のように感じるかもしれませんが、高配当株へ投資をすれば難しくありません。私のポートフォリオは平均利回り6%を超えていますので、これから始める人は参考にして下さい。

www.hakuna-matata.site

楽天証券の積立かんたんシュミレーションでは色々なケースの試算ができますので、自分の老後へ向けた投資計画を立ててみるのも楽しいと思いますよ。
 

 

複利の力は絶大

ここまで見てきて、複利効果が絶大であることが分かると思います。天才物理学者のアインシュタインも複利について「複利効果は人類最大の発明」という名言を残しています。

正直もっと早くに投資を始めていればと後悔することもありますが、その分今では投資に充てられる金額も大きくなっているので、毎月投資対象を選ぶのが楽しいです。

現在の私の目標は10年で1,000万円の資金を作ることです。毎月61,021円ずつ積立投資を行っていく必要がありますので、コツコツ頑張っていこうと思います。

 

世紀の大発明「複利効果」を最大限に活かすべく、なるべく若いうちから投資について考える人を増やせればと思い、この記事を書きました。少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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